イギリスの合意なきEU離脱・日本M&Aセンター株とオリエンタルランド株等

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●国民投票でブレクジットを決めたのに離脱協定案を否決したイギリス議会

 イギリス議会下院は1月15日、ブレクジット(イギリスのEU離脱)についてメイ首相がEUと合意した離脱協定案を採決し、賛成202票、反対432票の反対多数で否決しました。230票差というのは1920年代以降の政府案の否決としては最大の票差です。イギリスのEUからの離脱は3月29日に期限を迎えます。イギリスがEUとの間で条件を定めずに離脱する「合意なき離脱」の恐れも出てきました。

 メイ首相がEUに対してイギリスの離脱を正式に通知したのは2017年3月29日です。離脱の通知はEU基本条約(リスボン条約)50条で規定されており、通知から2年が過ぎるとEUとの離脱交渉で合意がなくてもイギリスはEU基本条約の適用から外れます。だから、この合意がなくても2019年3月29日にはEUから離脱しなければなりません。それが合意なき離脱です。通知から2年が過ぎた後でもイギリスがEU基本条約の適用を受けたままで離脱交渉を延長できる余地もありますが、これにはEU全加盟国による同意が必要となります。

 一方、2019年3月29日までに離脱交渉で合意が成立すれば、2019年3月29日から2020年12月31日までを完全離脱の準備のための移行期間と定めて企業や行政機関、国民の活動に支障が出ないように現状の規則や法制を適用することができます。この取り決めがイギリスとEUとの間で成立したのは2018年3月19日でした。


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