軽薄短小企業の衰退・三菱自動車の欧州撤退・高収益の総合商社

●明暗を分けた重厚長大企業と軽薄短小企業

 このほど電機大手8社の2012年3月期(2011年度)決算の業績予想が出そろいました。それによると、日立製作所(損益△2000億円)、三菱電機(△1000億円)、東芝(△650億円)、富士通(△350億円)の4社が黒字になるのに対し、NEC(▲1000億円)、ソニー(▲2200億円)、シャープ(▲2900億円)、パナソニック(▲7800億円)の4社が赤字になります。

 特に日立、三菱、東芝の重電系3社とソニー、シャープ、パナソニックの弱電系3社との明暗がくっきりと分かれました。これは重厚長大企業と軽薄短小企業の違いによるものであって、電機業界全体の構造的な問題が出ています。つまり、私がかねてより主張していたことが具体的な数字となってはっきりと表れたのです。

 こうした中、まずソニーでは、4月1日付でハワード・ストリンガー会長兼CEO(最高経営責任者)の代わりに平井一夫副社長を社長兼CEOに昇格させることになりました。しかし、このトップ交代はあまりにも時機を逸しており遅すぎます。なぜストリンガー氏に7年近くもトップを任せたのでしょうか。

※このサイトはサンプルサイトです。
全文ををお読みになりたい方は、ご検討の上、「投資レポート」申込ページからお申し込み下さい。

会員専用ページにてご覧になれます。

ページTOPへ