金正日総書記の死去にかかわらず北朝鮮は予定通り核実験を実施する

●急死によって行わざるを得なかった最高指導者の病理解剖

 12月19日正午、北朝鮮のメディアは一斉に特別放送を流し、北朝鮮最高指導者・金正日総書記が17日に死去したと伝えました。この金総書記の死が本当に突然だったという証拠は、朝鮮中央通信が19日に報じた18日付の「金正日同志の疾病と死去原因に対する医学的結論書」という公式発表にはっきりと表れています。その内容は以下の通りです。

「金正日総書記は心臓および脳血管疾病により長期間治療を受けてきた。強盛大国建設のため超強行軍で重なった精神、肉体的過労のため、17日に走行中の野戦列車内で重症急性心筋梗塞が発生し、深刻な心臓性ショックを合併した。すぐにすべての救急治療対策を講じたが、17日午前8時半に逝去した。18日に行われた病理解剖検査で疾病の診断が完全に確定された」

つまり、国の最高指導者の病理解剖というのは異例ですが、あまりにも突然の死だったため毒殺の疑いがあって、金総書記の側近たちも病理解剖に踏み切らざるを得なかったのです。その結果、毒殺の形跡はまったくなく、確かに心筋梗塞によって死んだことを確認したのでした。もし病理解剖によって毒殺だとわかると側近の中から犯人を探さなければならず、同時に後継者もすんなりと金総書記の三男である金正恩氏に決められなかったでしょう。となると北朝鮮指導部は大混乱に陥ったはずですが、病理解剖によってそれが避けられたわけです。

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