菅首相に求められる「バラマキをやめて小さな政府に戻る」という決断
鳩山由紀夫内閣が倒れ、6月8日に菅直人内閣が発足しました。民主党幹事長も小沢一郎氏から枝野幸男氏に代わりました。内閣と民主党執行部の新しい陣容を見ると、他に選択の余地はなかったと言えるような顔ぶれです。
ともあれ、参院選が目前に迫っていて、参議院の全議席242のうち半分の121が改選となります。そのうちの29の1人区が全体の結果に大きく影響を与えるのですが、3年前の参院選では1人区で民主党が23議席を獲得し6議席の自民党を圧倒しました。それが参議院での与野党逆転に結びついたのです。
もし今回、支持率低下が著しい鳩山首相のまま参院選に突入したら、民主党は1人区で惨敗し現有の改選議席54も半減するでしょう。それが自明だったため、改選を迎える民主党の参議院議員たちが一斉に、何とか手を打ってほしいとものすごい圧力を鳩山首相にかけたに違いありません。鳩山内閣が倒れたのは当然なのです。
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