日本企業の経営・3つの自動車グループ・生保の株式会社化
●日立製作所は数年のうちに解体・崩壊するかもしれない
米国の株価に象徴されるように、米国経済もリーマンショック前の水準にほぼ戻ったと言っていいでしょう。米国がリーマンショック前後で変わった点は2つあって、1つはスペキュレーション(投機取引)の危険性を皆が認識し始めたこと。つまり、以前は資金運用に当たって投機による大幅な値上がり益を狙ったわけですが、今はそうではなくもっと地道な利回り中心の投資を行うようになりました。もう1つは、米国の消費者が借金漬けから勤倹貯蓄へと生活の戦略を切り替えたことです。
こうなって、米国経済はまさに「雨降って地固まる」。資本主義がたまに暴走したとしても必ず元に戻るという自由経済体制の強さが再確認されたとも言えます。米国経済は安定した伸びを期待できる状態になりました。海外からの投資もさらに増えていくでしょう。
ところが、日本の場合、海外からの投資がなかなか増えません。今の日本では、かつての高度経済成長期と比較することで失われた20年というものがクローズアップされてきています。外資もこの失われた20年からなかなかな脱出できないような日本には投資したくないということなのです。
ではなぜ脱出できないのか。
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