新型原発の開発で東芝と技術提携するビル・ゲイツの思惑

マイクロソフトの創業者であり世界的な大富豪であるビル・ゲイツ氏は原子炉開発を行う米国の新興企業テラパワーの経営に関与していますが、このテラパワーと東芝とが次世代原発の開発について技術協力することになりました。端的に言えば、ゲイツ氏が新型原発のために東芝に研究開発資金を提供するということです。

ゲイツ氏は100年くらいもつような耐久性のある小型の原発を考えているようですが、実際のところ、その具体的な中身はまだわかりません。ゲイツ氏も原発の専門家ではありませんから、東芝に対して「100年間使える原発にするためには今の方式を変えなければいけないが、どう変えたらいいかわからないので、東芝さんの努力によって100年間使える原発を作っていただきたい。必要な研究開発資金は私財から提供します」と言っているだけなのです。

今回の技術協力の場合、ゲイツ氏の念頭には、東芝が2006年に傘下に収めた米国の原発メーカー、ウェスチングハウスがあると思われます。実際の開発はウェスチングハウスで行うのではないでしょうか。いずれにしても、ゲイツ氏から資金が提供されるのですから東芝にとってはありがたい話です。

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