日本は外需依存から脱却できない

●米国の公共事業投資が景気を引っ張る

米国のオバマ政権が発足して100日を超えました。日本のエコノミストの中には「100日を過ぎるとオバマ政権の求心力がなくなって、5月には米国経済がさらに悪化する」と予測していた人もいたのですが、私はけっしてそんなことはないと思っていました。実際、米国の景気は悪化するどころか、確実に回復し始めています。

オバマ大統領は2月に総額7870億ドルの不況対策予算を議会で通しました。そのうち1500億ドルが公共事業予算ですが、驚いたのは、もう4月には道路の建設をはじめ2000ヶ所の公共工事がスタートしたことです。このスピードはすごい。オバマ大統領でないとできなかった。普通なら予算が通って着工まで最低6ヶ月、大型プロジェクトだと1年はかかりますから、これだけ早く公共事業投資をやって、消費市場への追加需要が出ないほうがおかしいでしょう。

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