「ロンドン会議」迫るー不本意だったオバマ大統領とダウ8000ドルへ
●G20財務相・中央銀行総裁会議のドタバタ
3月13〜14日、ロンドン近郊のホーシャムにおいて、ロンドン会議の準備会ともいうべきG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれ、世界経済の成長と雇用拡大を目指したあらゆる政策の導入、そのための国際協調の強化が確認されたが、やたらガイトナー財務長官の右往左往ぶりが目立った。ガイトナーのドタバタ振りを見て、悲観派(?)のエコノミストは「80年前のロンドン会議」(後述)の再現になるのでは、などといっているが心配は要らない。ガイトナーについては同情する余地が十分にあるからだ。なにしろ、彼には手足となるべき中間管理職の財務副長官、次官補はては商務長官すら決まっていない。人事については迅速に行動したオバマだが財務省人事ではもたついている。激務で責任だけは重い仕事だけに皆から断られてしまうからだ。準備会についてオバマはきっと不本意だったろう。
さて、 4月2〜3日のロンドン会議の予備会合とも言うべきこの会議では、世界的な金融・経済危機を克服するために、金融規制、財政政策などの面で、より具体的に踏み込んだ協調姿勢を、参加各国がどれだけ打ち出せるかが最大の焦点となった。
08年11月の第1回金融サミット以降も実体経済の悪化が進み、G20主要国は金利引き下げなどの措置を講じてきたが、その引き下げ余地は既に乏しいだけに、世界経済の再生策として最も期待されてきたのがG20各国の積極的な財政出動である。
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