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  • 2010/02/26: グローバルな潮流の中で動き出す日本経団連の米倉新体制
  • 2010/01/29: 日本の株価が低迷している3つの要因
  • 2010/01/15: 国内よりもアジアの新興国で収益を上げる企業に注目
  • 2009/12/25: 鳩山政権が倒れても小沢路線は変わらない
  • 2009/12/11: デフレ時代を勝ち抜くユニクロの発想力と実行力

グローバルな潮流の中で動き出す日本経団連の米倉新体制

日本経団連の次期会長、米倉弘昌氏(住友化学会長)が2月22日、会長内定後初めての記者会見を行い、「グローバルな大きな潮流の中で日本経済が持続的な成長をするにはやはり海外の成長を取り込んでいくことが非常に重要だと思っている」という抱負を語りました。正式には5月27日に開かれる日本経団連の総会で会長に就任するわけですが、実質的には米倉体制は動き始めています。副会長も現在の15人から3人増えて過去最大の18人体制になりました。

米倉体制となったのは日本企業が積極的に海外展開を行っていく時代に入ったという意味で象徴的なことです。また、実際に日本の経済界も米倉氏の指導の下、これからその方向に強く進んでいくでしょう。

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日本の株価が低迷している3つの要因

●証券と銀行の分離を狙ったオバマの金融規制案

日本の株価は1月22日に急落して以来、1万円をやや超えたあたりで低迷を続けています。1月22日の急落は前日に米国のオバマ大統領が金融規制案を発表したためですが、以後の低迷は、それに加えて中国のバブルが弾けそうなことと鳩山政権がだらしないことが大きな要因となっています。

まずオバマの金融規制案は、金融機関の規模や事業内容に一定の制限を設ける内容ですが、要するに、証券と銀行の分離を定めたグラス・スティーガル法の復活を図るものです。これが実現すると、大手商業銀行が投資銀行業務を行えなくなるなど米国の金融機能が低下し、当然、世界経済にも大打撃を与えます。

1933年に成立したグラス・スティーガル法は1999年になって実質的に廃止されました。廃止には2つの背景があって、1つは金融市場の規模が非常に大きくなったために運用対象を広げる必要があり、運用対象としての証券市場に銀行が参入することを認めざるを得なくなったことです。また、そうしなかったら、銀行の手足が縛られて身動きがとれなくなっていたでしょう。


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国内よりもアジアの新興国で収益を上げる企業に注目

●販売台数世界1位を確保して自動車の主戦場になった中国市場

日本の来年度予算案の公共事業関係費は前年度比約18%減の5兆8000億円に縮小されました。公共事業が減ることもあって、今年はやはり国内よりも海外市場での収益に期待できる企業が有望です。

特に注目されるのがインドや中国などのアジアの新興国ですが、経済の成長ぶりを如実に表しているのが自動車市場にほかなりません。まずインドでは2009年の新車販売台数が前年比14%増の226万台となりました。このうち乗用車市場で約5割のシェアを誇るのがスズキです。

スズキは昨年12月にGM(ゼネラル・モーターズ)と合弁を解消した直後、ドイツのVW(フォルクスワーゲン)との提携を発表しました。VWとしては今から単独でインドに出て行っても基盤を築くのには時間がかかります。インドに強いスズキの協力が得られればその時間がかなり節約できるのです。


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