地政学とリアリズムの視点から日本の情報・戦略を考える|アメリカ通信

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長谷川慶太郎レポート
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株よりも企業を買う

株式投資の方法は、資金や投資目的の違いもあって、銘柄の選び方、売買の際の判断基準も千差万別である。また、短期か長期か、そのいずれの投資方法を選択するかについても、人それぞれで、他人がとやかく指示するような話ではない。

ただ、筆者の株式投資のスタンスは長期保有であり、この基本的な考え方は長年変わっていない。最低でも三年間、株式を保有するということが大切だと考えている。

筆者の株式投資の経験年数はすでに五〇年におよぶが、ひんぱんに売買を繰り返したことはただの一度もない。ほとんど三年といわず、それ以上長く持ち続けて、放りっぱなしという表現のほうが近い。

なぜならばその理由として、まず第一に景気のサイクルは概ね三?五年で好不況が変わることが上げられる。景気の変動からみても三年という期間に意味がある。第二に、三年すれば経営者の資質や能力に対する評価もできるようになることが上げられる。

三年の間に、経営者がどのような経営を行ってきたか見定めることが重要である。日本の上場企業の経営者の在任期間は大体四年である。この四年の在任期間中の三年で、その企業の業績が上向き、株価が上昇していれば、この間の経営者はかなり有能だと判断できる。

反対に、経営者が四?五年たっても変わっていなければ、企業トップの人事が梗塞している可能性が強く、特別な理由もなく、いつまでも同一人物が経営者の座に居座っている状態は、あまり企業環境がよいとはいえない。

こうした例は一族経営の企業に代表され、トップの人事を刷新できずに業績が悪化した企業の名をあげれば、枚挙に暇がないだろう。

また、筆者の長年の株式投資に対する基本的な考え方は「株よりも企業を買う」である。投資した企業の動きをじっくりと観察しながら、短期的な市場動向に左右されることなく、動き続ける相場に一喜一憂せず、中長期の投資を心掛け、冷静に市場に正対することを旨としている。

株式投資の妙味は、市場のダイナミックな動向を冷静に観察し、じっくりと仕込むところにある。またその間、株式相場に大きな影響を与える国内外の情勢や、産業構造の変化、企業動向等々に関心をよせ、思わぬ発見や気付きがあることも株式投資ならではのことである。

株式投資にあたって一番大切にことは、自分なりの投資基準をしっかりと持つことである。何のためにリスクを負って投資をするのか、リスクの許容範囲をどこまでにするのか、投資成績の評価をどこまでにするのか、投資で得た利益を何に使うのか、こうした投資基準を明確にしておくことが大切である。

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