2011年長谷川慶太郎の大局を読む(CD付)
- ISBN:9784894519251
- 出版社: 李白社/フォレスト出版
- 長谷川慶太郎
- 発売日: 2010/10/20
- 定価 1680円(税込)
【内容】
■輸出優先の「国益戦争」が始まった!
まさに難局を迎える2011年の日本経済。
そして今、世界は自国の利益のために
壮絶な為替戦争をしている。
長引く円高は日本経済にどんな影響を与えるのか。
輸出に賭ける米国、ドイツ、日本、中国。
通貨戦争はドル対ユーロ、円対元の
駆け引きとなった。
もはや世界はこの4国間の争いが展開している。
日本は円高でますます製造業が空洞化していく。
その時、企業と人はどうなっていくのか。
さらにデフレのグローバル化は
日本の大手企業にも大打撃を与えている。
デフレ時代は「買い手に極楽、売り手に地獄」。
トヨタ、新日鉄、JFE、日立、東芝、
パナソニック、ソニーなどの企業は
この状況に果たして生き残れるのか。
また、国内でも価格戦争は進行していく。
牛丼戦争、コンビニ・キラーの出現、
消費者金融の消滅、生保の株式会社化......。
賃金の低下、最大の就職難など
危機迫る日本は、世界に巻き返しを図れるのか?
■やがて中国は崩壊を迎える
中国の日本国債買い、
中国漁船衝突事件による尖閣問題など
中国政府は対日政策に躍起になっている。
しかし、中国内の現状は
徐々に不況の波が押し寄せている。
上海万博の失敗、不動産バブルの崩壊、
山猫ストの頻発と多くの企業が中国から逃げ始めている。
そして、インフラ投資の失敗が
中央政府と地方政府の確執を生み出している。
やがて中国本土で暴動が起こる時、
我々日本人が防衛すべきことはあるのか。
2011年は中国崩壊の幕開けとなる。
■民主党政権に日本を任せることはできない
中国漁船衝突事件で、
日本人は戦争の危機があることを改めて認識した。
実は東アジアにおいて「冷戦」は終わっていない。
しかし、国のトップである政治家たちは
この事実を分かっていない。
また、政治とカネの問題も終わっておらず、
政党の弱体化で日本の政治は
機能不全に陥る可能性がある。
日本がこれからの時代を生き抜く
3つのポイントを示す。
【目次】
■第1章 倒産・繁栄!?選別される日本のビッグ企業
●世界の荒波にもまれる日本経済
円高進行を操る中国の思惑
米国と欧州で勃発する為替戦争
円高でますます製造業が空洞化する
日経平均を下げる銀行の「解け合い」
企業も人も海外へ逃げていく
資金の行き先が国債しかない二番底への不安
国際競争の波にのみ込まれる日本の農業
●世界に出るしか生き残れない日本企業の戦略
電気自動車へ"乗り遅れた"トヨタの戦略
新日鉄とJFEが合併する!?
日立は即刻、家電競争から手を引け
"口銭商売"から転換を図る総合商社
価格競争に負けるパナソニック
第一生命の株式会社化はデフレ時代の産物
グレーゾーン金利の廃止で消費者金融が消滅する
牛丼戦争とコンビニ・キラー「まいばすけっと」の出現
●世界インフラに参入する日本企業の未来
東芝とビル・ゲイツが次世代原発を開発する
「パソコン」から「原子力」に世界の電機産業はシフトしていく
電力増産と環境保全を両立させた三菱重工の無公害ボイラー
欧米にボイラー製品ではなく技術を売るべし
未来の電力事情を変える「超伝導ケーブル」
■第2章 経済再生に意気込む米国の構想
●米国が世界経済を新たな構想へと導く
再確認された!?米国経済の底力
「景気見通しが異例なほど不確か」というバーナンキ議長の真意
米国が描く「米日独」の三国経済網
●新インフラ構想で復活を目指す米国
ニューディール以降の最大公共投資の中身
エネルギー大国を目論む米国の技術者不足
米国のエネルギー革命「シェール・ガス」
●それでも苦戦が続くオバマ改革
中間選挙に向けたオバマ政権の追加景気刺激策
国民皆保険というオバマ最大の成果
やはりザル法になってしまった金融規制法
イラク終結とアフガン・パキスタンの鎮静化で軍縮が進む
■第3章 これでも中国の「未来」に賭けるか?
●中国経済の「実力」を考える
中国が日本を抜き去る日
ついに中国に世界が干渉し始めた
中国経済を支えるエネルギー消費の裏にある環境汚染
●中国経済はすでに弾けてきている
入場者数を操作してまで成功させなければならない「上海万博」
「上海万博」の失敗で一気に弾けた上海不動産バブル
大ダメージを与える「山猫スト」の頻発
●中国崩壊への序曲
「賃上げ暴動」で海外へ逃げる外国企業
資産防衛で中国人が日本の不動産を買い始めた
中央政府に公然と逆らう地方政府
■第4章 ヨーロッパ経済のアキレス腱
●ユーロ危機の中から現れたドイツの巨大な姿
ユーロ景気の牽引役となるドイツ
ユーロという単一通貨がはらむ危険
●ドイツによるヨーロッパ経済支配体制
ユーロ圏全体が財政再建策を余儀なくされる
どんな犠牲を払ってもユーロを存続させたいドイツ
■第5章 新興国(インド・ブラジル・ロシア)に食い込めるのか!?日本の最先端技術
●今や工業国としての市場を固めたインド
高速貨物鉄道における市場の将来性
自動車と鉄鋼生産が好調な市場に価格で勝負できるか
●資源国ブラジルがインフラ市場に名乗りを上げる
ブラジルが賭けるインフラ整備というビッグ・イベント
新たに脚光を浴びてきた大西洋の石油資源
●ロシアは政治の復権が経済を支えるのか
プーチン首相の大統領復権への熱い期待
将校だらけのロシアが徴兵制をやめる日
■第6章 政権二年目を迎えた民主党は日本を潰す気なのか
●「冷戦」は終わっていないという認識のない日本政府
沖縄県民の思いを踏みにじった民主党
国際社会では沖縄米軍基地はなくてはならない
一朝有事の際に軍事行動が取れるのは沖縄の海兵隊のみ
海兵隊駐留の重要性を伝えないマスコミの怠慢
戦争への火種となる韓国の哨戒艦撃沈事件
世界に脅威を与えた北朝鮮の軍事力
●時代を読めない政治家に日本を任せられるのか
日本がこれからの時代を生き抜く三つのポイント
二〇一一年度の予算編成で日本は財政破綻を迎える!?
消費税アップで財政問題は解決されるか
「ねじれ国会」で法案はほとんど通らなくなる
●民主党代表選後に襲いかかる菅政権への試練
「政治とカネ」の問題は断然たる犯罪行為
当然の小沢一郎の代表選敗北
政党の弱体化で日本の政治は機能不全に陥る
